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弱い犬ほどよく吠える

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パウ(左)は達観笑 黒(右)はやさしく見守り チコ(中央)は絶賛あまったれ中

経験上、本当です。
だから、どうかお願いです。
吠えてる犬に対して

たとえばです、わたしたちが海に潜るとします。

海のこと、みんなよく知らないでしょう?

マグロはただ美味しい魚だと思ってるでしょう?

でもデカイんですよ。本マグロなんか体長3m、重さ400Kg以上のもいるんですよ?

海中で出くわしたら「うまそう!」って思う人もいるかもしれないけど、圧倒的に「こわっ!」って思う人のが多いですよね?本マグロより小さいけどメバチなんか目がでかいぶんもっと怖いかもしれない。きっと叫びたくもなっちゃいますよね?マグロは人間食べないってわかってても。

ダースベイダーみたいな溶接ヘルメットみたいなUVカットのサンバイザーをかぶって自転車から犬に声をかけてきて犬に吠えられて逆ギレして去って行くようなおばさんも、そんな機会があれば、臆病な犬の気持ちもわかるかもしれませんね。

よく、犬がお腹だすのは服従のときっていうじゃないですか。しつけ本でもしつけ番組でも。まぁそれも確かですよ。服従のときお腹出します。でも、甘えてるときにも、ふざけてるときにも出しますけどね。6020807891_3f5dfcbb78_o
そしてなにより、明かに力の差がある強い犬は、自分より弱い犬がビビって遊べないとき、相手に自分からお腹を出して自信をもたせて、「大丈夫、怖いことも痛いこともしないから!キミ強いね!」って遊びに誘うんですよ。

人と違って、自分より弱い犬にお腹だして服従の姿勢とったからって「アイデンティティを否定されたような気になる」ってようなことをぐちゃぐちゃ思ったり言ったりするような器の小さい強い犬はいませんからね。

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ただただ愛にあふれ、優しいんです。恐れないから、恐れている犬に優しくできるんです。恐れて怖がっている犬にイラついて怒ったりしません。本当に、弟子入り志願したくなるくらい慈愛に満ちた優しさがあるんです、強い犬には。
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犬同士の世界じゃ遊びのあいだの甘噛みなんかあたりまえですけど、ちょっと強く噛まれたくらいでギャーギャー言いません。度がすぎれば教えますけれど、それだって相手の心や体を傷つけるものじゃない。

弱い犬ほどよく吠えるってのは、人間界でも似たようなことはよくありますよね。怒りは悲しさや不安、恐怖の代理感情でもあるのでね。

本当に強い人は弱い人に対して「上から目線」なんかじゃなく、やさしい。相手の心に寄り添って、相手に自信を与えてくれる。

もうひとつ言っておきたいのは「怖がってる犬を脅かしたり叱ったりしないで」っていう話になると、うんうんと深く頷く人のなかに

「怖いの?怖いよね?あぁかわいそうに!」

という調子でやたらと過保護になってしまう方もいます(常に抱っこで歩かせなかったり)。でもわたし、それもちがうとおもう。犬はとても共感力の高いいきものだから、飼い主が大きなリアクションと不安そうな表情でのぞきこめば、それも犬にとって大きな不安やグリーフになってしまう。

飼い主は堂々としてればいい。

自分の犬が、他の犬を怖がる性格だったとします。

ギリギリの距離では怖がって吠えてしまうけど、道をはさんですれ違うなら平気でいられるなら平気でいられる距離で歩いて安心安全を実感させつつ慣らせばいい。

怖くてへたりこんで道で歩かなくなった犬を「散歩嫌い」と決めつけて『犬のために』散歩に行かない、あるいは散歩を「たまに」のものにしてしまうのも、違う。

犬と暮らしていながら犬に必要な散歩をしないこと(理由)を、本当は世間体が悪かったり、めんどくさかったり、あきらめてしまうことの言い訳にせず、何年かけてでも大切な犬に自信とよろこびを感じさせてあげてほしいです。

黒が逝ってしまって、わたし本当に心細いんですよ。そばにいなくてさみしくて悲しいってだけじゃないんです。いろんなこと黒に頼ってたから。チコの怖がり、散歩嫌いを解消してくれたのは飼い主であるわたしより、黒のおかげだったから。
4329128883_a9a840190b_o散歩未経験でケージの世界しかしらない、まったくの世間知らずの状態でわが家にやってきたチコ。黒がいたからこそ、ビビリなチコもチコなりに、日々の生活でちょっとずつちょっとずつ自信をつけて、すくすく成長したんだなっておもいます。おもいますじゃないよ、そうなんだよ。

ジョギングで走る人のシャカシャカしたジャージの音が怖くて固まり、

自転車をみては固まり、

とにかく世の中こわいものだらけで歩けなかったチコを、パウと黒がはさんで歩いてくれた。

わたしがそうしてほしいって言ったんじゃなく、パウと黒のあうんの呼吸で。パウと黒がいっしょなら、散歩もたのしく歩けるようになったチコ。そうこうして外になれてくると、1匹でも自信満々に歩けるようになりました。もうなにも意識せずにね。

黒におもうぞんぶん甘やかしてもらい、ビビリちゃんな性格ながらもちょっとずつ自信をつけたチコ。黒がいなくなってしまったとき、黒の亡骸のまえでキューキューせつなく泣いてそばを離れないチコをみて、途方にくれました。チコも年齢的にはいいオッサンなのですが、気分的には「黒、どうすればいいの、この乳飲み子を置いて・・・」でした。ほんとに。

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ラナ

だけどね、永遠の末っ子キャラだったチコも、いまや立派なお兄ちゃんキャラに成長。

成長するんですよね、犬もね、年齢とか性格に関係なく。ラナを迎えて、日々成長するお兄ちゃんっぷり、なんとも微笑ましく涙ぐましいです。

きっと黒も草葉の陰からチコの成長を頬緩ませて見守っているはず。だって、このチコの成長だって、本当に黒のおかげですよ。黒がたくさんの愛でチコを育ててくれたからね。

ラナはWonderful Dogさんで保護されていた元保護犬。一般家庭からのレスキューだったのでお誕生日もわかります。チコとひとつちがい。

きっと元のおうちでとても可愛がられて育って、やむを得ない事情で手放すことになった子なのではないかなとおもいます。ただ、とても世間知らずで、年齢よりずっと幼い感じがします。わが家に来たときはお散歩もいまひとつにょろにょろにょろにょろとおぼつかない様子でした。

えらいね、チコ。パウと黒がそうしてくれたように、チコもお散歩のときラナに寄り添って、ラナも上手に歩けるようになりました。
4358860568_7b9d77f8a0_oだけど、におい嗅ぎしないんですよねー、ラナ。
チコは、パウと黒がにおい嗅ぎしてたら「どれどれ?」って感じでいっちょまえにいっしょににおい嗅ぎしてましたけど。

ラナはまだその余裕もないのかもしれないね。においを嗅いだりできるようになったら、きっともっと落ち着いていまよりお散歩たのしめるようになるよね。

チコといっしょに、ラナにもいっぱい、たのしいこと教えてあげたいな。ラナはもうすぐ9歳、チコは10歳。

犬はとっても素直だから、いくつになってものびしろいっぱい。ラナの本領発揮はこれからですよ!
kc黒が逝ったあと、ブログがすっかり滞りました。

黒のこと、どう書いていいのかもわからなかったし、いまだに黒が隣にいないことを受け入れられていない気もするし。

でも、黒がそばにいなくても、黒のおしえはチコに残ってます。だからラナのことでうーん、これはどうしたらよいものかとおもうとき、必ず考えるようにしてるんです。

黒ならどうするかな

って。

どんなときだって、黒は決してイライラすることも怒鳴ることも痛いことをすることもない。食べるスピードはせっかちだけど、その他のことはまったくせっかちじゃない。驚くほど気長に付き合うんです。

チコやラナみたいにちょっとこわがりな犬に黒がすることは、相手に自信をもたせて気分よく安心させてあげること。とにかく愛に溢れてる。リーダーというのはかくあるべき、という姿。

さっき、黒がいないことを受け入れられていないって書いたけど、それもちがうな。

黒はいつもそばにいるからいない気がしないんだ。

黒の行動が残したすべてがチコに宿って、わたしに宿って、ラナにも宿るから。

強い犬は威張らない。強い犬は脅かさない。強い犬は愛に溢れている。

だから、強い犬みたいな飼い主になりたい。
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Forever KURO
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このブログは愛犬との暮らしのなかでいち飼い主として
学んだこと
考えたこと
できること
を、備忘録兼ねてはじめたサイトです(1999年当時に自身のウェブサイトで書いたものをそのままアップしたものもあり、情報が古いものも混ざっています)

2013年2月に立ち上げたFacebookグループ
【シニア犬】高齢犬LOVE【老犬】
について、すこしお話させてください。

高齢になれば人も犬も同じで、若い頃には難なく出来ていたことができなくなったり、健康も日替わり、昨日は元気いっぱいだったのに今日は食欲が落ちてしまったり、認知症がすすんだり、さまざまです。

かかりつけの獣医さんから提案された治療が、医療セオリー的には100%正しいことでも自身と愛犬にとってそれが本当に最良の選択なのか、不安に思う飼い主さんも多いでしょう。家族間でも愛犬のケアやトレーニング方法、治療方針に温度差があり、孤独感や不安を感じる人もいることでしょう。

共感できる人が集まり励ましあえるコミュニティの存在は、わたし自身、何度も心が救われる場でありました。

「犬は共感力の強いいきものなので、飼い主が不安な顔をしていたらダメだよ」
など言われ不安に押しつぶされてしまいそうな中、追い詰められてしまう人もいることと思いますが、

わたしやあなたがどういう人間であろうと、全てを受け入れて全幅の信頼をもって愛してくれる、かけがえのない愛犬を失うかもしれないという時に不安やグリーフ(悲嘆)は当然の感情です。

ありのままの気持ちを否定することなく、生きているあいだにできるだけ多くの幸福感と喜びを人と犬が共有し、

犬との暮らしは本当に素晴らしい、美しい、楽しい、自分の成長につながった、という経験をもってお別れを経たあと、次の命に勇気をもってバトンタッチできるよう、心のケアのお手伝いができたらいいな、と自身が管理するグループのメンバーさんたちを見ながら考えるようになりました。わたし自身が、とても救われたからです。

グリーフは終末期やペットロスのときに限って生じるものではありません。
(グリーフケア=ペットロスケアではありません)

そして、さらに言えば、グリーフは人だけでなく犬にも起こるものです。グリーフケアは犬にも人にも必要なケアです。

愛犬が元気に生きている時にグリーフを知り、理解し、笑顔が絶えない犬との暮らしをつくり、いずれ訪れる死に向き合える心のパワーを育てる。 生前のグリーフケアは、ペットロスのケアに繋がる大切なケアというだけでなく、犬と暮らす人達がいたわりあい、励まし合い、セキュアベースの輪を広げていくことにつながります。

愛犬と飼い主が共に幸せになるQOL(クオリティ・オブ・ライフ)、QOD(クオリティ・オブ・デス)の向上のためのマインドセットの発信をこのブログと、それから、他の形で考えています(2023年現在準備中です。おたのしみに!)

Contigo ViVA LA ViDA!
いっしょに人生&犬生バンザイ!

MIKA HIGUCHI

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