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手作り食

veggiemeat_scrap_dogfoodわたしが子どもの頃、我が家もそうでしたが、近所の犬、友人の家の犬、ドッグフードを与えていた家庭のほうが少なかったようにおもいます。
当時の犬の死因No.1はフィラリア。現在のように、毎月1回のませるだけで予防できる薬が出ていませんでした。犬種も日本犬や日本犬MIXが多かったため室外で飼育されることが多く、フィラリアで苦しそうにお腹をふくらませた犬をときおり見かけました。愛犬をフィラリアで失った同級生の男の子が書いた悲しい作文はいまでも忘れられません。
獣医療の発展に伴い、犬たちの平均寿命は格段に伸びました。しかし、フィラリアで死亡する犬が減った一方、アレルギーをはじめとする慢性的なトラブルを抱える犬が増えている気がしませんか?環境汚染、ストレス、遺伝、原因は、いろいろあると思います。すぐに結果を出すことは難しいですが、手作りの食事で体質改善をし、生活の質がかなり改善された犬もたくさんいます。
以下、手作りの食事がどうしても心配な方に、”手作り食にはこんなメリットも”というご紹介です。

手作り食の利点

  • 原材料を自分の目で確かめられる

これはとても重要です。ドッグフードにも原材料表示されていますし、パッケージには新鮮な食材の写真が掲載されていますが、実際に使われている食材を見ることはできません。犬のために、食材から吟味できることは手作り食の大きなメリットです。

  • 添加物などの不安材料を入れずにすむ

つくる量にもよりますが、たいていは作ったその日〜翌日に食べきってしまうか、3〜4日ぶん冷凍する程度です。長期間にわたって保存をする必要がないので、保存のための添加物を入れる必要がありません。

  • 年齢や体質、体調、病気を考慮して作れる

ドッグフードでも年齢に分けられたものやアレルギー対応のものなど出ていますが、それがどの程度ちがうのか、わたしはあまり実感できません。歯の弱った(少なくなった)シニア犬の場合、手作り食であれば食感そのものを工夫してあげることもできます。「食欲が落ちたときは」「おなかがゆるいときは」など、原材料や調理法を工夫することができます。

  • 新鮮な食事を与えられる

添加物のところでも書きましたが、保存目的ではないため、加工の必要がありません。作ったその日、新鮮な状態で食べることができます。

  • 旬を考慮し、犬とともに季節をたのしめる

季節を感じる生活は見た目にもよいですが、旬のものには健康を守る意味が多く含まれています。夏の食材は体を冷やしてほてりや熱をとってくれ、冬の食材は体を温めてくれます。旬を考慮した食材を使った食事は季節の変わり目にも強い健康な体をつくる助けとなります。

  • 生のまま与えることができる

受容できる体質であれば、新鮮な食材を生で与えることができます。生食のメリットは加工食品であるペットフードや加熱調理食の手作りごはんには入っていない「酵素」の存在です。全ての食材を生のままというのは難しいですが、生の食材は酵素を自然なかたちで取り入れ新鮮なまま食べられるという利点があります。酵素の重要性について、以下にすこし追記します。

酵素について

犬は肉主体の食事を摂る動物のため人と必要な栄養素や必須のものは異なりますが、タンパク質・脂肪・ビタミン・ミネラルが重要であることは同じです。しかし、こうした栄養素よりも、人にも犬にも共通に、生命を維持するうえで非常に大切なものがあります。それが、酵素です。
いくらビタミンやミネラルをサプリメントなどで補っても、酵素がなければ体内でじゅうぶんに働けません。「消化・分解ができない=栄養を吸収して利用することができなくなる」ということは、「潜在酵素の消滅=寿命」ということでもあります。
消化酵素も代謝酵素も同じ潜在酵素からつくられるものです。たとえば消化酵素として潜在酵素を使ってしまうとその分代謝酵素に回される量が少なくなり、自然治癒力が減少、抵抗力が衰えるということになります。そのため、消化酵素の浪費を補うために、外部酵素である食物酵素を摂る必要があります。
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食物酵素が含まれる食材は?

酵素は生の肉や魚、生野菜、果物など、新鮮な生の食べ物に多く含まれています。また、日本には多くの発酵食品(みそ、納豆、糠漬など)がありますが、これら発酵食品にも酵素が豊富に含まれています。一般に酵素は48度以上で失活してしまいますので、ペットフードや加熱調理の手作り食のなかには酵素の働きはありません。しかし、どうしても生食が合わない体質の犬もいます。ペットフードや加熱手作り食の場合、体質にあったサプリメントを積極的に取り入れたいものです。

酵素とアレルギー

食物アレルギーはタンパク質が上手に分解できないことで起こると言われています。タンパク質を鎖状のものと考えると、それを消化の段階で一つずつ断ち切って吸収するのが通常の状態ですが、食物アレルギーの犬はこの鎖のカットがうまくできず血液中にそのままの形で放出され、それを体が異物とみなして攻撃し、アレルギー症状として現れます。
アレルゲンを排除し続けても、今は平気なそのタンパク質にもアレルギーを起こす可能性はおおいにあり、アレルゲンを排除するだけでは根本が変わりません。そのため、食物アレルギーの犬にはタンパク質の分解を助けるサプリメントの摂取が体質を改善し、アレルギーの改善に繋がることも多いのです。
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プロバイオティクスとプレバイオティクス

生きていくうえで最も必要な栄養素は腸で吸収されます。腸内環境ではプロバイオティクスとプレバイオティクスがとても重要な役目を果たします。
プロバイオティクスは乳酸菌などに代表される善玉菌のことです。
プレバイオティクスとは、プレバイオティクスの働きを助ける物質で、プロバイオティクスの餌となる物質。「消化管上部で分解・吸収されない」「善玉菌だけを増やす(悪玉菌は増やさない)」 「腸内環境を整え、体の健康維持に役立つ」といった性質があり、プロバイオティクスとプレバイオティクスを同時に摂ることは非常に効果的です。
 

皮膚疾患・アレルギーと食事

皮膚疾患において、薬剤を使ってノミ・ダニ・細菌・真菌などを退治し、またアレルギーにおいてはアレルゲンを排除し、それぞれ異常を一時的に止めたとしても、免疫システムを弱らせている根本的な原因を取り除かなければ完全な治癒には向かいません。
免疫システムを弱らせている根本原因のうちいくつかは、きちんとした食事をすることによって改善することができます。免疫システムに役立つハーブやサプリメントは非常に数多くありますが、そのバランスをとることも必要です。
皮膚疾患やアレルギーの改善・予防に役立つ食品、ハーブ、栄養素をいくつかご紹介します。犬の食事に取り入れてみるとよいものですが、同じものばかりを続けて過剰に与えるのはよくありません。バランスを考えて取り入れるようにしましょう。

皮膚疾患・アレルギーによい食品・ハーブなど

※ 良質な食事や獣医師による治療の代わりになるものではありません

食品 ハーブ名
月見草オイル
豊富に含まれたγ-リノレン酸がホルモンバランスを整え、皮膚の炎症を緩和し、再生を促進します。
亜麻仁油
必須脂肪酸であるオメガ-3を豊富に含有しており、さらにビタミンA(ベータカロテン)やビタミンE、自然の酵素を含みます。この油はアレルギーだけでなく、多くの炎症性疾患、免疫疾患、腎不全、癌といった病気にもよく使用されています。
魚油(サーモンオイルなど)
EPAやDHAなどのオメガ-3を豊富に含みます。
ボスウェリア(フランキンセンス) インドの医術アーユルヴェーダで古くから使われているハーブのひとつ。抗炎・鎮痛作用などがあります。
ネトル(イラクサ)
ビタミンC、E、Bを多量に含み、ミネラルや鉄、カリウム、マンガンのような微量元素も豊富です。強壮作用、浄化作用、解毒作用、抗炎症作用、収斂作用があります。
甘草(リコリス)
抗炎症作用や副腎皮質ホルモン様作用、強壮作用などがあります。血圧の高い場合には水分滞留に注意します。長期の使用は獣医師に必ず相談して下さい。
クルクミン ウコンに含まれている黄色い成分です。動物病院での皮膚病処方食に含まれているものもあります。抗酸化作用、抗炎症作用、抗菌作用のほかに肝臓の働きを活発にして解毒を助けます。
ナツシロギク 人においては偏頭痛に効果の高いことで有名なハーブですが、皮膚病においても抗炎症作用のために使用されることがあります。
ケセルチン ビタミンPと呼ばれることもあるフラボノイドの一種です。ビタミンCの吸収を助ける作用もあります。抗炎症作用や抗ヒスタミン作用のため皮膚病ではアレルギーやアトピー、自己免疫疾患のときに考慮されることがあります。
ビール酵母 おなかの調子を整え、消化吸収をたすけ、血液循環や免疫システムを改善する働きがあると言われています。また、良好な皮膚や被毛をつくり、自然の防虫効果としてノミやダニから守ります。
ビーポーレン(蜜蜂花粉)
動物が生きていくうえで必要な栄養素を全て含んでいるパーフェクトフードとして、広く愛用されています。AからKまでのすべてのビタミン、すべての必須脂肪酸、抗酸化成分(フラボノイド、ポリフェノール等)、ミネラル、アミノ酸、酵素など90〜100種類にも及ぶ栄養素を含み、自然治癒力や免疫力の発揮をサポートします。

参考文献:ナチュラルドッグケア・ペットの自然療法事典
 

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このブログは愛犬との暮らしのなかでいち飼い主として
学んだこと
考えたこと
できること
を、備忘録兼ねてはじめたサイトです(1999年当時に自身のウェブサイトで書いたものをそのままアップしたものもあり、情報が古いものも混ざっています)

2013年2月に立ち上げたFacebookグループ
【シニア犬】高齢犬LOVE【老犬】
について、すこしお話させてください。

高齢になれば人も犬も同じで、若い頃には難なく出来ていたことができなくなったり、健康も日替わり、昨日は元気いっぱいだったのに今日は食欲が落ちてしまったり、認知症がすすんだり、さまざまです。

かかりつけの獣医さんから提案された治療が、医療セオリー的には100%正しいことでも自身と愛犬にとってそれが本当に最良の選択なのか、不安に思う飼い主さんも多いでしょう。家族間でも愛犬のケアやトレーニング方法、治療方針に温度差があり、孤独感や不安を感じる人もいることでしょう。

共感できる人が集まり励ましあえるコミュニティの存在は、わたし自身、何度も心が救われる場でありました。

「犬は共感力の強いいきものなので、飼い主が不安な顔をしていたらダメだよ」
など言われ不安に押しつぶされてしまいそうな中、追い詰められてしまう人もいることと思いますが、

わたしやあなたがどういう人間であろうと、全てを受け入れて全幅の信頼をもって愛してくれる、かけがえのない愛犬を失うかもしれないという時に不安やグリーフ(悲嘆)は当然の感情です。

ありのままの気持ちを否定することなく、生きているあいだにできるだけ多くの幸福感と喜びを人と犬が共有し、

犬との暮らしは本当に素晴らしい、美しい、楽しい、自分の成長につながった、という経験をもってお別れを経たあと、次の命に勇気をもってバトンタッチできるよう、心のケアのお手伝いができたらいいな、と自身が管理するグループのメンバーさんたちを見ながら考えるようになりました。わたし自身が、とても救われたからです。

グリーフは終末期やペットロスのときに限って生じるものではありません。
(グリーフケア=ペットロスケアではありません)

そして、さらに言えば、グリーフは人だけでなく犬にも起こるものです。グリーフケアは犬にも人にも必要なケアです。

愛犬が元気に生きている時にグリーフを知り、理解し、笑顔が絶えない犬との暮らしをつくり、いずれ訪れる死に向き合える心のパワーを育てる。 生前のグリーフケアは、ペットロスのケアに繋がる大切なケアというだけでなく、犬と暮らす人達がいたわりあい、励まし合い、セキュアベースの輪を広げていくことにつながります。

愛犬と飼い主が共に幸せになるQOL(クオリティ・オブ・ライフ)、QOD(クオリティ・オブ・デス)の向上のためのマインドセットの発信をこのブログと、それから、他の形で考えています(2023年現在準備中です。おたのしみに!)

Contigo ViVA LA ViDA!
いっしょに人生&犬生バンザイ!

MIKA HIGUCHI

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