昨年の秋にヘルニアの診断がくだった黒でしたが、鍼灸・漢方のかいあってか、飼い主がヒヤヒヤするほど元気に走り回っています。ちまたではすっぽんマカ黒と言われるほどに。
チコも元気ですが、3月の健診のときの聴診で心臓に雑音が。エコー・レントゲン・血圧などの検査をしたところ、僧帽弁閉鎖不全症の初期の段階でした。チコ自身には自覚のない状態(疲れやすさも咳もない)で、まだ日常生活の制限もありませんし、投薬も必要ない状態です。自宅でも毎日聴診器でチコのかわいい心臓の音を聴いていますが、月にいちどは病院で心臓の音を聴いてもらい、2〜3ヶ月にいちどはエコーをとって経過観察をしようとおもってます。
チコは保護したばかりのときの、いちばん最初の健診で、先生が「ん?」とすこし気になる様子でいたので、(軽い不整脈でした)心臓のことはずっと気にかけていました。まだ7歳なのに弁膜症だなんて。
心臓病、先代の犬(柴犬のさくら)も、仔犬の頃から心臓にトラブルを抱えていました。散歩中疲れて座り込むことも多かったし、発作で突然倒れることも。でも、17歳までふつうの暮らしをしていたし、最期は痴呆症→老衰でした。さくらの、もともと穏やかでのんびりした性格も幸いしていたのかもしれません。
心臓病は治すことはできないけれど、今の状態をできるだけ長く保ったり進行を遅くすることはできます。ほんの初期の状態で、病気が発見できたことは本当によかった。かかりつけの病院には循環器を専門にしている先生もいらっしゃるので、今後の経過観察と治療は安心して委ねようとおもっています。飼い主ができること(適切な運動、食事の質、たのしい生活)は、なんでもするよ。
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